自然と人、動物・・・何でもござれ!


by choromasa

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カテゴリ:植物( 114 )

人の帰るところ ~ 変わり咲きコスモス ~

11月4日


以前から
父に頼まれている事が・・・

それは、

横須賀の
三笠公園に連れて行ってほしいと

ただ、それだけのことなんです。


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(コスモス・パイドパイパーレッド)


父は昭和の初期生まれ、
戦争の只中でした。


テレビでしか
戦争を知らない私は、

思い出したくもないんじゃないかと
勝手に思っていました。


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飛行機乗りだった父。

好む好まざるを別として、
その時代を生きてきた父。

どんな時代でも、
父にとっては青春時代。

それ意外の
なにものでもなかったはずでした。



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熱く語る父の話を、

特に面白く思うでもなく、
聞き流してきた。


一方、私は

どんなことも、
思い通りになると思って

平和な時代を
何気なく過ごしてしまいました。



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持ち主が変わり、

すっかり
変わってしまった庭。

以前にもまして華やかだけど、

何となく
何かが足りない・・・



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それは、
花が多いとか少ないじゃなく


自分の知っている庭。


その庭にかかわってきた
時間じゃないかなって。



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ひとつの時代は

確実に
次の時代へと移りかわるけど、


その時に生きたその時代は

いつまでも、
私のものなんだなぁ



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(コスモス・ダブルクリック)


風に揺れる
コスモスの花も

時代とともに移り変わる。


移ろい続ける時間の中で

人の帰る場所って・・・



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忙しい、忙しいと

毎日が
飛ぶように過ぎていきます。

最近ねっ

昔とった杵柄に戻って

楽しんでいます。



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夕日を浴びた花のように

私もそろそろ
人生の折り返し点。

色々考えるこの頃です。



・・・ん?

あっ、
父のお願いを実現しなくっちゃっ♫


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Bluebellさあ!

最近、消化不良じゃないの?

美味しいもの
夢中で食べたらさっ!

楽しくなるよぉ~♡
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by choromasa | 2012-11-04 10:17 | 植物

物干し取られて・・・今朝の秋 ~ ナツユキカズラ ~

9月20日


毎日毎日が
慌しく過ぎ・・・

気付くと

9月も、
もう下旬をむかえようとしています。




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ナツユキカズラ
(Polygonum aubertii)


せわしない朝。

洗濯物を干そうと思って、
窓を開けると・・・

物干しに絡んだ
ナツユキカズラが

白い花を咲かせていました。


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ああ~
今年もかぁ・・・

毎日、
絡んでくる枝を払っていたのに

驟雨が続いている間に
占拠されてしまったんです。


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「びんぼうくさい!」って

夫は蔓草が大嫌い。

毎年、春先に
根元から切るのにもかかわらず

ぐんぐん、ぐんぐん・・・

音をたてるように
伸び上がってくるんです。



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とても写真うつりのいい
この植物。

ほのかな蓼の香りをさせながら
雪のような白い花を

山のように咲かせます。


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はらはら散る白い花。

少女の頃、
こんな窓辺で本を読み、

ふと、
下を見ると

憧れの野球部のキャプテン。


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憧れの君が、
片手をあげる・・・


頬を赤らめて
伏目がちに本を閉じると

折からの風、

ルシアンバインの白い花が

去っていく憧れの君の髪に
ちらちらと揺れ・・・


*** *** *** *** *** ***


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「でかけるぞぉ~」

はっ!!


まったく、
ロマンチックのかけらもない夫の声。

「もう時間?」

ばたばたと階段を駆け下りる私。



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「また、お前の草がのびてきたなぁ」

 ふんっ、(心の声)

「これさあ、芋虫がいっぱいつくんだよ!」

 シジミチョウの幼虫だよ(心の声)


「じゃあ、行って来る」


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今朝の秋・・・

ナツユキカズラを
避けて干した洗濯物。


今日も忙しく、
暑い一日なのかしらねぇ。



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ぼくも

あの草、嫌いなんだよね。

ヤモリがあの蔓、
のぼってくるんだもん。
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by choromasa | 2012-09-20 11:11 | 植物

見るのもよし、調べるのもよし ~ トケイソウ ~

8月26日


まだまだ
暑い日が続きますね。

そんな夏を乗り切るには、

我が家では
このフルーツが欠かせないんです。

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パッションフルーツ♫


友人に紹介されて以来、

これがないと
夏が乗り切れなくなり、

遠い南の島から
送っていただいています。



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トケイソウ
(Passiflora caerulea )


かなり前に、
ちょっと人気が出て

垣根として使われていましたが、

最近は、
めっきりご無沙汰です。


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と、思いきや!

ある日の夕方

ばったり、

こんな垣根に
出会ったのです!!



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ちょっとおどけた
小さなつぼみがいっぱいですよぉ~



*** *** ***

ずっと、ずっと昔。

たぶん、
母がどこからかもらってきて

フェンス沿いに
何本も植えていたのです。


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まだ、
気候が涼しかったせいか

花どころか、
つぼみも付きませんでした。


「ねえ、この絡まっているのなに?」

「トケイソウだよ」

・・・

「トケイソウってなに?」

「自分で図鑑で調べてみなさい」


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いつものように
つれない母の言葉。


すぐに、
いつもの植物図鑑を見てみるが・・・

載っていない!


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急いで、
百科事典の棚に向かう。


夢中でページをくくり、

「あった!
 あったよ!!」

見つけた嬉しさに、

誰に言うでもなく
大きな声をあげてしまいました。


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植物の説明と一緒に
そこには

「アッシジのフランチェスコの
 十字架上の花」

との記事。


えっ!

次は、
アッシジのフランチェスコを探す・・・


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こうやって、

次から次へと
つながる疑問を紐解きながら

一日中、
本棚の下で過ごす。

庭にも、
母の言葉にも

疑問がいっぱいだから。


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「何をしているの?
 少しお手伝いしなさい!」

母の怒る声が聞こえる・・・


「はあ~い」

慌てて本を閉じると
走り出ました。


大人の目からみると
あまり可愛くない少女は、

実は、

とても幸せな時間を
過ごしていたんです。



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ふ~ん

夢中になるのは、
今も昔もおんなじなんだね!

今は怒られる人が
変わっただけなんだあ~
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by choromasa | 2012-08-26 15:22 | 植物

夏の思い出はこの花と一緒 ~ クロコスミア ~

8月11日


「もしもし、お母さん?」

ちょっと疲れてしまって、
母に電話してしまいました。


「なあに?
 用もないのに電話しないでよ!」


ムムム・・・



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クロコスミア
(Crocosmia、モントブレチア)


くそぉ、
またやってしまった!


幼い頃からとても厳しく、

気持ちの機微を
おもんぱかるのが得意でない母。


子供の頃は、
自分のことを嫌いなんじゃないかって

本気で悩んだことが
思い出されます。


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夏休みの勉強用にと、

毎年、

父が、庭中で
一番涼しい場所に

4本の木の間に板を渡し、
ござを敷いただけの

勉強台を作ってくれたんです。


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母に褒められようと、

夏休みの友を
一日で全部終わらせて

かえってたしなめられ
しょげている私を

「海に行こう!」って
父が誘ってくれました。


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いくつか
板の抜けた木の橋を渡り、

松林を抜けると、
波の荒い九十九里の海。

はだしで、
熱い砂を大急ぎで走りぬけ、

波打ち際で

パンツの足ゴムにスカートを入れて
ブルマのようにまとめると

夢中で貝を探しました。


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「氷水、食べて帰ろうか?」

父の声に、

「私、氷いちご食べてもいい?」

振り向いた私の顔をみて、
父も嬉しそうにうなずいていました。

かもめって言う氷水屋さん。

子供には憧れのお店でしたよ。


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満足して自宅に向かう車の中。

急に母の顔を思い出して
うなだれる私に

「ママはね、
 本当は、可愛くて可愛くて仕方ないんだよ」

・・・・


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車を降りると
家には入らずに勉強台へ。

蝉の声の合間に、
海の音が響き・・・

いつの間にか、
ぐっすり眠っていました。


気づくと、
お腹をだして寝ていたはずの私は、

ちゃんと、
タオルケットにくるまっていたんです。



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*** *** *** *** ***

 
あの頃の4本の木は、

今は、
この1本の杉しか残っていません。

クロコスミアは

あの頃とまったく変わらず
同じ場所で咲いていました。


そして、
母は相変わらず。


でも・・・

変わったのは、
私のほうかもしれませんね♫


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ねえねえ、

置いてあったから
ちょっと入ってみたんだ!

どっかいく?


ちょろさん、
あんた夏バテでしょ?

ほんと、親の心子知らずなんだから!
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by choromasa | 2012-08-11 11:59 | 植物

異次元の時を感じたら ~ ハマカンゾウ ~

7月11日


夏の夕暮れ。

夕闇に追われるように

子どもたちは、
田のあぜ道を走ります。

遠くに土葬の墓地。

蛍が妖しく飛び交い
足元にはオレンジの花・・・


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ハマカンゾウ
(Hemerocallis littorea )


海にほど近い実家では、

ノカンゾウと
少し葉の細いハマカンゾウが

入り混じって咲いているのです。


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夏休みも近いこの時期。

子どもたちは、
暗くなるのも忘れて

めいっぱい遊んでしまいます。

気づくと辺りには、

いつの間にか
さっきまでとは違う

妖しい雰囲気が漂い・・・


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ざわざわと
ハマカンゾウに風が立ち、

遠くの墓地が
急に近くに感じ始めると

所々に点在する屋敷森が
どんどん暗く、低くなっていくような。


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いつもは、離れて歩く
妹に肩を寄せて

屋敷森の間を抜けて行きます。

暗い細道を抜けるまで・・・

あと100歩・・・

あと50歩・・・


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「ぎゃあ~~~」


抜けた!って

そう思った瞬間。

妹が悲鳴を上げて
突然走りだしました!!



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「ひぇ~~~」

妹のあとに続いて

いちもくさんに
走って、走って・・・


長屋門にたどり着いて

ふと、振り返ると



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走ってきた道に

ハマカンゾウの黄色い花が
点々と咲いていて、

その間を縫うように

いつもの可愛らしい蛍が、
飛んでいるのでした。


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遠くで吠える犬の声。

うるさいくらいの蛙の鳴き声。


さっきまでの
おどろおどろした時が

ふっと・・・

過ぎ去ってしまったようです。



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こわいよお~

ぼくにはねっ

人に見えないものが
みえるんだぁ~
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by choromasa | 2012-07-11 20:39 | 植物

遥かなる恋人へ ~ アストランチア ~

7月8日


" Auf dem Hügel sitz' ich,spähend
  In das blaue Nebelland,

Nach den fernen Triften sehend,
  Wo ich dich,Geliebte,fand. "



丘の上に座わり

私のまなざしは、
目の前の青い空、
霧に包まれた草原を越え、

遥か彼方にある
あなたを見染めたあの牧場へと・・・


 
*An die ferne Geliebte
Alojs Jeitteles
(遥かなる恋人へより抜粋)




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アストランチア・マヨール
(Astrantia major)


雨あがり、
青空の午後。

林の奥、
アストランチアの茂みに

密かな溜息のような歌いだし・・・

今は亡き
フィッシャー=ディースカウの声が流れます。


注)写真のCDはペーター・シュライヤーです。


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「遥かなる恋人へ」


この詩は、
医学生だったアロイス・ヤイテレスが

疫病の街での医療活動の折、

ベートーベンからの
手紙の返答として
書かれたものだそうです。



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目の前の、
人の苦しみや惨状、

そして死に対峙する毎日

そんなこととは無関係に
美しい山や丘。


恋人との美しい日々に
思いを馳せたのでしょうか?


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ふと、

忙しすぎて
涙がこぼれそうになった

この2週間のことが思われます。


今週は、
聴く人たちにとっては、

なんの変哲もない
一つの講義があるんです。


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6月の終わりに
講義を担当される方が、

突然、この世を去られました。


驚きと共に、

ことは事務的に、
順調に片付けられ

滞りも最小限に抑えられました。


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" Dort im ruhigen Tal
  Schweigen Schmerzen und Qual,
  Wo im Gestein
  Still die Primel dort sinnt,
  Weht so leise der Wind,
  Möchte ich sein!
  Möchte ich sein! "

 君のいる牧場には、
  静かな谷があり、

 そこでは、
 痛みも苦しみも消え、

 岩間にはサクラソウが
 ほのかに香り・・・

  風がきらめく。

 ああ、僕はこのまま
 ここに留まっていたいのに。


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林の奥に咲く
アストランチアに時が止まり、

私も

このまま、
ここに留まることができたなら・・・




*** *** ***


「そんなこたぁ~
 おれにはどうだっていいんだよ!」

「馬だよ、うま!
 おんまさんはよぉ、
 走ってくれりゃあ、そんでいいんだよ」

ふと、

がらっぱちな先生の言葉。



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賭け事の好きな先生は、
いつもそんな風に

物事を片付けていました。


生きていくのは、
走り続けていくようなもの。

時間は、

今日も、明日も
流れ続けていきます。



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さあ、帰ろう!



最後の講義には、

きっと
先生もそこにいて

「ばかばかしてくって
やってらんねえよ」って

そんな顔をしてるに決まってる♫



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ぼくもやってらんないの!

暑いしさぁ~

歯がないから
べろが口からでちゃうんだよぉ~
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by choromasa | 2012-07-08 16:11 | 植物

ほんのりと紅をさして ~ ゲンペイシモツケ~

7月1日

「ねえ、まえちゃん
 白いシモツケさあ、まだある?」

「あれ?
 白じゃないんですよぉ~」


・・・?


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ゲンペイシモツケ
(Spiraea japonica cv.)


サキワケシモツケとも言われて、

同じ株に
白とピンクの花を付けます。


「大きいのあったけど・・・
 ちょっとみてきますね!」



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昔、
むかしのこと

立原道造(詩人)に憧れていた
ちょっと変わった少女が、

擦り切れた詩集を手に

信濃追分に一人旅。



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・・・路の上にしづかな煙のにほひ

僕の一歩がそれをつきやぶる 森が見える 畑に人がいる

* 詩集 日曜日より旅行

***** ***** *****

信濃追分の駅を降り、

左手から
落葉松林の小道を歩いていく。

15分くらい歩き

国道を越えると
追分の宿にでます。


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郵便函は荒物店の軒にいた・・・

村ぐらしより

***** ***** *****


さらに、
歩き続けると

小さなお寺があります。



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その道は何度ものぼりくだり
その果ての落葉松の林には
青く山脈が透いている

村くらしより

***** ***** *****

本当に、
本当にその通りでした。

そして、

目的は・・・


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「泡雲幻夢童女の墓」

立原道造が散策でみつけた
本物のお墓です。


ひとつひとつ、
苔むした墓石を探していると

その戒名に、
おひとりおひとりの人生が、

妙に
生々しく感じられてきました。



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ぼんやりとした記憶なのか

のちの印象なのか

ほんのりと頬を染めた
少女のように


その墓地の道沿いに、

泡のようなシモツケの花が
咲いていたような・・・

そんな景色が
ぼんやりと思い出されるのです。



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便利な機器が身近ではなかった時代。

実際に物語の地を
歩いてみると、

本を読んで、
色々と想像し考えた世界に

少しでも近づけたような気がして、

とても楽しかったんです。


***** ***** *****

ーそれはそのまま 思い出だった
僕は手帳をよみかえす またあたらしく忘れるために

旅装より


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「すいませぇ~ん。
 さっき、売れちゃったみたいですよぉ~
 おじいさんが買っていっちゃったんですって!!」


うっ・・・

いつも、こうなんだよなぁ~


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あぢぢ、あづいよぉ~

当たり前だよ!
何回も何回も行ったあげく、

お店の終わる直前に電話だもんねっ!


その後、

まえちゃんが
小さい苗を見つけてくれました。

まえちゃん、
いつも苦労をかけてごめんね。

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by choromasa | 2012-07-01 16:37 | 植物

物語の風景 ~ カウスリップ  ~

6月11日


外国の物語には、

身近な自然や動物。

親しまれ、

生活に
取り入れられてきた

多くの植物が登場します。



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カウスリップ
(Primula veris)


鮮やかな黄色の
じょうご型をしたこの植物も、

宝石のように、

多くの物語に
散りばめられているんです。


たとえば・・・


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" The Country Diary
of An Edwardian Lady "


淡く柔らかい
色合いが愛された

エドワード朝の女性

エディスの日記。




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そこには

踊るような、

愛らしい
カウスリップの挿絵・・・

愛するものたちを

女性らしく、
丁寧に描いています。



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" The banks were starred with Primroses
and I saw a good many Cowslops."

 
「 プリムローズが
土手の上で星のように輝き、

 カウスリップも、
 あふれるように咲き乱れていた」

*** *** 



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"WildeWeeldeWereld"
(野生の宝物の世界)


小さなビオトープを
囲むようにして

昔からの自然の野原を
再現してありました。


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なだらかな土手や

石の脇には、

小さな
カウスリップが植えられ、

これで川が流れていたら、
エディスの景色。


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土手の向こうから

ぽつん、ぽつんと咲く
一株一株を

エディスが、

手帳を片手に
数えて歩く姿が見えてきそうです。




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石垣の間からは、

黄色の花が、
ぽつんと顔をだしていますね。

でも・・・

登っちゃいけないみたいですよ♫


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この地方独特の
コピシングされた柳。


ずっと昔から
変わらない方法で

今へと引き継がれて行きます。


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植物は、甘い蜜をだし、

蜂や蝶が
それを集め・・・

カエルが長い舌で捕えて

ぽちゃんと
水に飛び込む。

全ての命は循環し、

そして
また、もどってくる。


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物語の風景が、

身近に感じられた

一人っきりの
静かな午後でしたよ。
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by choromasa | 2012-06-11 20:47 | 植物

流れ星を探すように ~ オックスリップ ~

6月7日


 たくさんのカウスリップの中に

 淡い黄色の
 オックスリップを見つけた時、

 空に向かって
 オックスリップを差し上げ、

 目を閉じて願いました。  


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「わたしだけの子馬をください。

 ふわふわの巻き毛になれますように・・・

 ああ、どうか
 妖精がみられますように。」

" The Country Child" Alison Uttley
(日本語訳: 農場にくらして アリソン・アトリー作)



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どうしても
読みたい本でしたが、
(ミントさんと同じなんですよ♡)

日本語訳が手に入らず
原書で持っていたのです。


ずっ~と
ほったらかしだったのですが、

旅先で見つけた
一輪の花をきっかけに

また、
読み始めましたよ♫


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オックスリップ
(Primula elatior)


カウスリップ、プリムローズ

そして、
オックスリップ

イギリスの本で知った
憧れのプリムラだったんです。


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旅先のガーデンに
沢山咲いていたのですが、

あまりにも
いっぱいあって

わからなかったんです。


なぜかっていうと・・・



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Oxlips share with falling stars,
the new moon,
white bluebells,
the first cuckoo,
and four-leaved clover 
the preperty of granting a wish.


「オックスリップを見つけるってことはね

 流れ星や新月、
 白いブルーベルに、
 かっこうの初鳴き。

 そして、
 四葉のクローバーを
 見つけるようなものなの・・・」


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滅多にない
ありがたい花っていう

そんなイメージがあったからなんです。


こんなにたくさん・・・

林の中やガーデンに
溢れるように咲き乱れていました。


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草原に咲くカウスリップ。

それに対して
オックスリップは、

標高の高い、
明るい林にあると書いてあります。



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その通りに、

ちゃあんと
落葉樹の下に配置されていましたよ。



ヨーロッパのガーデンは、

植物が
のびのびと暮らし、



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人の心にも、

なかなか
発見できないものを

見つけられたような、

そんな小さな喜びを
与えてくれるようなんです ♫


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ぼくのお願いはねっ!

おいしいごはんと、
楽しいお散歩・・・

ん~

お医者さんは嫌なんだなぁ~
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by choromasa | 2012-06-07 01:19 | 植物

ねぇ、私を見て! ~ ムシトリナデシコ ~

6月3日


久しぶりの実家。

咲き誇っていた
春の花から、

いつの間にか

夏の花へと
すっかり入れ替わっていました。


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ムシトリナデシコ
(Silene armeria )


子どもの頃は、

「ハエトリソウ」と呼んでいた
ピンクの可愛らしい花。

草取り魔の
母の手を逃れ、

あちらこちらに

懐かしい顔を、
覗かせています。


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校庭の隅や、
そちこちの空き地。

いたるところに群生して、

毎年、この時期に
一斉に花を咲かせます。



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名前の通り、

この部分のべたべたで
虫を追いかけたり、

猫の鼻にくっつけてみたり

採っては捨て、
捨ててはまた手折って・・・

本当に良く遊びました。


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ん?

あれっ!

この花、白ってあったっけ?


何十年見てきたけど、

白花を見つけたのは
本当に初めてでしたよ。



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思わず、

まじまじと
見てしまいました。

白花が、
もっと増えたら・・・

素敵じゃあない?


a0192918_2125335.jpg



あれほど遊んだこの花を、

こんなにまじまじと見たのは
初めてじゃないかしら?


図鑑で調べようと
思ったこともなかったし・・・


a0192918_2182375.jpg



「私のこと、
やっと見てくれたんだね」


頭が固くなり始めた私に

新しい観察眼を
与えてくれました。



a0192918_21142927.jpg



載ってる、載ってる!

毎日のように見ている図鑑で、
発見しましたよ!!

そっか!
ヨーロッパ原産だったんだ。


a0192918_21163835.jpg


おままごとにも活躍した
当たり前の花。

小さなシレネ

色んな事、
考えさせてくれてありがとう。

そうだ!

増やし方、
マエちゃんに聞いてみよっと♫


a0192918_21243329.jpg


出してよ!

ねえ、出してよぉ~

お花さぁ、
かじらないからあぁ~~


・・・
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by choromasa | 2012-06-03 21:30 | 植物

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