自然と人、動物・・・何でもござれ!


by choromasa

プロフィールを見る
画像一覧

<   2011年 09月 ( 24 )   > この月の画像一覧

銀の笛の思い出に~八重咲きタマノカンザシ~

9月30日

秋風が吹き始める頃、

夕暮れを待って咲き始める花があります。


a0192918_21192810.jpg



八重咲きタマノカンザシ
(Hosta plantaginea 'Aphrodite')


この家に越してきて、
一番最初に植えた花です。



a0192918_21253319.jpg



木が茂ってしまい、
ここ数年、花をつけませんでしたが、


この春に、
夫が腹を立ててナツユキカズラを切ったので、

小さなつぼみを持ちました。


a0192918_21261010.jpg




キツネの顔のようなつぼみが、

「ぼくが、代わりに白い花をつけたよ!」って
そう言ってくれてるのかしら?


ああ、人生、悪いことだけじゃないなあ~


a0192918_2151684.jpg



そうそう、

この花には、ちょっとした伝説があるんですよ。



a0192918_21331478.jpg



中国に張さんという笛の名手がいました。

ある夏の宵に笛を奏でていると、
美しい天女が舞い降りてきました。

「私は、月の宮殿の姫さまからの使者です。
あなたの美しい笛の音を受け継いでくるように言われました」




a0192918_21325275.jpg




張さんは天女のために笛を吹き続け、

天女は、耳を澄まして
じっと、笛の音に聞き入っていました。


やがて、空が白み始め、
天に帰らねばならなくなりました。


a0192918_2251661.jpg



「今夜の思い出に、
 私に何か残してくださいませんか?」

張さんのたった一つの望みに、

天女は、応えて・・・

その髪から玉の簪(かんざし)を抜いて落としました。


a0192918_22115951.jpg


タマノカンザシ
(Hosta plantaginea var. japonica)


その簪の落ちた辺りから咲いた花が、
この玉簪花(タマノカンザシ)なんだそうです。



a0192918_2214594.jpg



今は、吹くことのなくなった
Bluebell の笛。

この笛の音が、

誰か、たった一人でいいから、
心に残ってくれたらと・・・

そんな願いも、今は昔の話です。


a0192918_22163472.jpg





見る人の少ない夜に咲く花。

その香りは、
ひとりの笛吹きの心に深く沁みこんで、

忘れられない思い出となるのでしょう。


a0192918_2223157.jpg



ぼくさあ~

香りより、においの方がすきなんだっ!
[PR]
by choromasa | 2011-09-30 09:30 | 植物

毒イモの記憶 ~ ダリア ~

9月29日



秋に咲くダリアの美しさと言ったら・・・

身震いがでそうな濃さで、
色が染み出してくるのです。


a0192918_20252150.jpg



ダリア
(Dahlia Cav.)

3万ほどの品種があるので

ガーデンで見かけても、
名札がないと特定することは難しいようです。


a0192918_20294969.jpg



昔は、こんなポンポンダリアや
一重のシンプルなものが主流でした。

今では、こ~んな豪華な花になったのですね。


a0192918_20331856.jpg



*** *** *** *** ***

まだ、小学生だった頃、

裕福な農家だった友人の家は、

縁の下がとても広くて、
子供なんて、楽に入ってあそぶことができたんですよ。




a0192918_21541.jpg



ある日、縁の下に、
イモが沢山あるのを発見しました。

「おばあちゃん、イモがいっぱいある!」って友人。

「それは、ダリアのイモだ、毒だから食べちゃだめだよ!」


a0192918_2184176.jpg



ダリアのイモ・・・

何だかわからないだけに
子供には、魅力的な言葉でした。

しかも、「だめ!」ときたらっ!


a0192918_21105790.jpg



みんなで、焼き芋にして食べようということになり、

当時、けっこう自由だった「焚火」にくべてみました。


a0192918_21194023.jpg



でも、
実際に食べる段になると、

毒という文字が脳裏に浮かび、
誰一人、口に入れることができなかったんです。


その後、その友人はどうなったか・・・



a0192918_2123372.jpg




「ダリアの球根は毒ではない」
と言う記述を見るたびに思い出す、

ちょっとほろ苦いイモの思い出。

とっても大切な球根だったんじゃないかなぁ~



a0192918_21255515.jpg



おしりの青い、あお~い
いたずらぼうずだったBluebell を、

青いダリアのつぼみが、

「イモ、食っただろ~」って・・・言ってる?



a0192918_21385195.jpg



やだなぁ~
恥ずかしいよぉ~

ぼく、しぃらないっ!
[PR]
by choromasa | 2011-09-29 09:30 | 植物

思いがけない贈り物 ~ ネヘレスコール ~

9月28日

ひどく辛い一日を終えて、
がっくりと肩を落としての帰宅。


一枚の不在通知が待っていました。


おそるおそる箱をあけると・・・


a0192918_20121258.jpg



あっ、ネへレスコール



あれは、1か月くらい前・・・


*** *** *** *** ***

「ちづるさん、ネへレスコールまだかしら?」

「今年は、遅いみたいだねぇ」

「 ・・・ 」


a0192918_20185047.jpg



ちづるさんの大切なぶどうは、
まだ、袋の中でした。

ネへレスコールは、売り物ではないので、

ちょうど良く、熟した頃に、行かないと
分けてもらえない貴重品なのです。


*** *** *** *** ***


それが、箱に入って送られてきたの♫


a0192918_2023592.jpg



すごい!
これ、何房入っているのかしら?



a0192918_20304947.jpg



2房だよ!

長さを計ったら、
なんと!60cm もあったの!



a0192918_20274178.jpg



ちづるさんの手紙によると、
「室内にぶら下げて、レーズンにすると甘くて美味しい」


じゃあ、ぶら下げないとね♪

a0192918_20335071.jpg



こんなに太い茎だから、
そのままかけても大丈夫みたい!


a0192918_20345895.jpg


うわぁ~~!
なんて、なんてきれいなんでしょう!!


ちづるさんの丹精こめて作ったぶどうが、
横浜にきて、窓辺に下がってる。

とっても、不思議な感じがします。


a0192918_2037273.jpg


ああ~
私の悲しみなんて・・・

なんてくだらない!

ちづるさんの技術と自然の融和。

この小宇宙の前では、
自分の思いが、恥ずかしいものに思えてきます。


a0192918_20422251.jpg


悲しみだと思っていた虚栄心が

少しずつ、あらわになり、
そして、遠ざかっていく・・・


a0192918_2043207.jpg



「お金はいらないですよ、
 私の趣味だからねっ!」


美しいぶどうの房が、
微かに揺れて、

電話口から、
ちづるさんの明るく優しい声が聞こえる。



a0192918_2047053.jpg



もう一つの房は、ここよ!
早く、おいしいレーズンになってね。

そうそう、マエちゃんが枝つきレーズン好きだったよ。

マエちゃん、うまくできたら持っていくね♪


a0192918_20523241.jpg



ねぇ、
ぼくのベッドの上だよ!

それ、落ちてこないよね!!
[PR]
by choromasa | 2011-09-28 09:15 | 植物

心なごむ時間 ~ ピンピネラ ~

9月27日

気持ちが穏やかじゃない時って
どんなふうにしていますか?


なんでもないのに、
無性に腹が立ったり、泣きたくなったり。


そんな気持ちになってしまったら・・・



a0192918_20262380.jpg



ピンピネラ
(Pimpinella saxifraga)

この白く、目立たない花が、
力強い味方になってくれるんです。


いつもなら、なんでもない言葉が
気になってしようがなかった時、


そっと、触れてみる。


a0192918_20465616.jpg



ぎすぎすした触り方だったのか、

植物の方が、
身を引いた・・・

もう一度、試してみよう。



a0192918_20485816.jpg



とがった種と茎に、
かすかに、植物の体温を感じると、

自分の体温が低いのに気がづきます。


まさか?


a0192918_20534176.jpg


試すように、
今度は花に触れてみる。


ちいさな花びらが指先につき、


その重さを計るように、
ちょっと持ち上げてみると・・・


a0192918_20544891.jpg




かすかな重量が、
じわっと、指先に感じられて、


ちょっと、驚く・・・



a0192918_21103828.jpg



心の変化は身体の変化。

触れてみて、
香りをかいでみてくださいな。


いつもより、
ちょっと深く接することで

小さな植物に
教えられることもあるんですよ。


a0192918_21214254.jpg



おっと!
毛虫だっ!


ひぇ~って思ったら、
治療完了のしるしよっ♫


a0192918_21292257.jpg



植物は、きれいなだけじゃない。


もっと、もっと
心を通わせることができるんじゃないかしら?




a0192918_21335837.jpg



それって、
ぼくのおかげじゃない?

いつも、ぼくと話をしてるからさっ♫
[PR]
by choromasa | 2011-09-27 09:15 | ハーブ

虹のかけら ~ サッコウフジ ~

9月26日


夏の終わりに
コマツガーデンに行った時のことです。

今まで、見たことのない花が咲いていました。


a0192918_10425344.jpg



「ねえねえ、この花なにかしら?」

「えっ、なに?
 そんなことより、このバラ見てごらんよ!」


みんなバラに夢中!
バラの講習会ですものね。





a0192918_10444030.jpg



サッコウフジ
(Millettia reticulata )


この名前、

なかなか見つからなかったけど、
やっと探しだしましたよ。



a0192918_10581840.jpg



思いきり、背伸びをして
陽に透かしてみてみると、

きらきら、きらきら・・・
輝いています。


a0192918_1113785.jpg


昔、読んだ本の中に、

虹を探しに行ったまま帰らない息子を
待つ母親のお話がありました。

(「虹をさがして」 立原えりか 作)

a0192918_111047.jpg



ラストシーンで、
やっと、息子らしい人と出会うのですが、

何の確信も得られないまま、
その人の売っていた「虹のかけら」を買うのです。


そして、その「虹のかけら」を窓に掲げる。

たった、それだけのお話。




a0192918_1117375.jpg



ひたすら待っても、

得られるもの、
得られないものがありますよね。

もしかしたら、
期待して待つこと自体に意味があるのかもしれませんよ♡

それって、花が咲くのを待つことにも似ている?


a0192918_11394779.jpg



「おまえねぇ~、
この花だけで、そこまでぐじぐじ考える、あほっじゃない!?」

って、夫の言葉が聞こえてきそうだぁ~




a0192918_11354894.jpg



ふふふっ、
確かに、バラも笑ってるね!
[PR]
by choromasa | 2011-09-26 10:15 | 植物

夕暮れの山、秋の青 ~ アスター・ジョリージャンパー ~

9月24日


秋の冷えを感じさせる朝がきました。

横浜でさえ、そうですから、

山あいでは、余計に冷え込んで、
花色を、いっそう鮮やかにしていることでしょう!



a0192918_1637305.jpg


アスター・ジョリージャンパー
(Aster ericoides L. `Jolly Jumper`)


海の色は、
夕方になると青さをいっそう濃くしますが、

山も同じで、

日没前の、ほんの一瞬・・・

静かな青に沈んでいきます。


a0192918_16585237.jpg




この青さを思わせるのが、
ジョリージャンパーです。

明かりの欲しくなるほんのちょっと前、

この花の色は
一日で一番、美しくなります。


a0192918_16591064.jpg



輝くような美しさではなく、

沈んでゆく、
静かな美しさです。


***  ***  ***  ***  *** 


なんとなく、落ち着かなくて外へ出た。

葉の落ちた樺の木をうめくように秋風が渡り、
すばらしいオーロラが見えた。

こういう晩には、
ジュディが生きているように思えてならなかった。


a0192918_172770.jpg



嬉しかったこと、悲しかったこと
それらが、今となれば、おぼろげな思い出に過ぎないと思われ・・・

あたしは何かに憑かれている!
ふるい落とさないと!

家の中に入ってあかりをつけよう!



a0192918_1753822.jpg



パットは、さっと扉をあけて・・・明かりをつけた。

そこには、ならずもの(猫)のほかには誰もいなかった。

しかし、

一瞬前まで、
ジュディがいたと・・・

パットは誓ってもいいくらいだった。

(モンゴメリ作 「パットお嬢さん」より抜粋)


a0192918_1785494.jpg



ジュディがいない暮らしに慣れなければいけないパット。


秋の夕暮れは、
落ちていく空気の魔法を使って

別の世界に行ってしまった人を誘い出し・・・


a0192918_17114189.jpg



植物の中に、景色の中に・・

あかりの中にさえ、
その雰囲気をよみがえらせてくれる。

ああ、自分がその気になれば、
いつでもそばにいてくれるに違いない。



a0192918_17163166.jpg



パットがそんな気持ちになるのは、
もっと先だけど、

秋って、自分を振り返るのには
とってもいい季節かもしれませんね。


a0192918_17175228.jpg


そうそう、
お彼岸の一日・・・


静かに山に向かって耳を澄ませば、
亡き人からの手紙を受け取れるような気がします。



a0192918_1723283.jpg



ばあ~~!

ぼくさぁ、いつも吠えまくって守ってあげてんだよ!
ご先祖さまみたいでしょ?

・・・

みんな、ちょろさんこわいって!
[PR]
by choromasa | 2011-09-24 09:30 | 植物

野原と森の境目は・・・~ ヤブラン ~

9月23日


子供の頃、

祖父は、どこに行くにも
必ずBluebell を連れて行ったんです。


「今日は、かわづらやまに行くぞ!」
ってな具合にね。

山と言っても、小さな森なんですが、

子供の目には、
入ったらでられない深い山のように見えました。


a0192918_21534950.jpg


ヤブラン
(Liriope muscari)



十号線(用水路)を越えると、
野原の切れ目に、たくさんのヤブランが咲いていました。


a0192918_2159996.jpg



茎が長くとっても摘みやすいヤブランの花は、
すぐに、手一杯になってしまったものです。



大抵は、ぶつぶつのつぼみでしたが、

a0192918_2223372.jpg


↑ こんな風に、花が咲いていると

微かに良い香りがして、

くじに当たったような、
おまけの嬉しさがこみあげてきましたよ。



a0192918_2281778.jpg



そんな私が目に入らないかのように

祖父が、ひとり、
どんどん、どんどん森に入って行きます。


遠ざかる祖父の後ろ姿・・・

森の暗さ・・・

あたり一面のヤブラン・・・


a0192918_22183887.jpg



風の起こす光の屈折が
より暗さを印象づけ・・・


それは、
これからずっと感じ続ける
愛するものへの「命の不安」だったのでしょうか?



a0192918_22382185.jpg



もうなくなってしまった「かわづらやま」

そこから採ってきたヤブランが、
今も実家で咲き続けています。



a0192918_2240021.jpg



ふと、思い返すと・・・

夫は、無事に帰ってくるかしら?
ちょろさん、具合が悪くなったらどうしよう!
両親は・・・


ひとりでいくしかない人間の歩みを
本能で感じた一瞬だったような気がします。


a0192918_22444136.jpg



ヤブランは、
そんな気持ちを知ってか知らずか・・・

森の境目、
光と影の境目で、
気持ちよさそうに、風に揺られていますよ♪


a0192918_22514199.jpg



人間って不便だね!

ぼくは、何にも心配しないよ。
わかるんだよ!
[PR]
by choromasa | 2011-09-23 10:30 | 思い出

入賞おめでとう!~ おおきさんの秋色コンテナ ~

9月22日

激しい台風でしたね。

みなさん、大丈夫でしたか?

夕方で、状態が見えるだけに
夜の台風よりも、怖かったです。


でもね、
とっても嬉しい知らせがあったんですよ!

おおきさんのコンテナ、園芸ガイド賞です!



a0192918_1715353.jpg




おおきさんとは、

長いお付き合いではないのですが、

Bluebellには、なくてはならない存在。
とっても不思議なお友だちなんですよ。



a0192918_17235788.jpg



出来たてほやほやの時の作品です。

秋色を使いつつ、とっても華やかですよね。





a0192918_17313029.jpg




黄色くって、黒い頭のルドベキアが
黒い鉢を引き立てて、

夏の名残を感じさせます。



a0192918_1740145.jpg



ノボタンですが、

「お願い!新しい花を咲かせてね」って

祈るような気持ちで植え込んだのね!



a0192918_17461296.jpg



海のような深いブルーのセージが、

ルドベキアの黄色を
ピッと引き締めています。


とっても、いい色よ ♬



a0192918_180666.jpg



ふと、下を見ると
こっくりした赤のブバルディア・・・

上から下へと、秋が深まっていくようですね。


a0192918_1830362.jpg




時の移ろいを感じさせる
とっても素敵な寄せ植えです。

おおきさん、
本当に本当に嬉しいよぉ~!



a0192918_18305783.jpg



いいね!いいね!

とっても、いいじゃん♪


ちょろさん、なんか生意気な感じだよ・・・
[PR]
by choromasa | 2011-09-22 09:00 | その他

夏の名残りの花  ~ アキレア "ザ・パール" ~

9月18日


静かな夕方の庭。

あちらこちらで、

夏の名残りが
感じられるようになりました。



a0192918_12393247.jpg



アキレア "ザ・パール"
(Achillea ptarmica "The Pearl")

小さな白い花を、

8月の始めから、10月まで、
力いっぱい咲かせてくれます。


んっ?

アキレアって、
こんな花を思い浮かべませんか?

a0192918_1254286.jpg



そう、ノコギリソウですよね。

堆肥に混ぜると発酵を促進してくれるし、

根からの分泌物で、
近くの植物を元気にしてくれる

お役立ちハーブです。


もうちょっと、近づいて見ると・・・
a0192918_12583198.jpg



一重の花で、
パールと似ていることがわかりますね。


パールも、他のアキレアと同じで
日向が好きで、背も高くなります。

何もしないと、

こんな風に
地面を這って行って・・・

a0192918_1312333.jpg



ドクダミと一緒に花を咲かせてしまうほど
丈夫なんですよ。


もちろん、
ちょっとした日蔭も大丈夫。


a0192918_1342733.jpg



だから、

こんな風にシダの隣で咲かせることもできるんです。


a0192918_1313675.jpg



わざと花壇の全面に植えて、
這わせる・・・

こんな工夫がにくい
ミヨシペレニアルガーデン。

植物の性質を、
知り尽くしてこその技術だと思うのです。


a0192918_13145723.jpg


夏の間

精一杯咲き続け、
秋にもなお、そっと咲く。

小さな花々を見つけてあげてくださいね。


a0192918_13171572.jpg



そんな・・・

小さな発見、
小さな喜びの積み重ねが、

毎日を暮らしていく中での、
本当の幸せじゃないかなって思うのです。

♫~♪~

庭の千草も 虫の音も
かれて さびしく なりにけり

ああ 白菊、 ああ 白菊

ひとり おくれて さきにけり
(アイルランド民謡 庭の千草より)
♬~♪ ♬~


a0192918_13232583.jpg


ぼく?

ぼくはね、ごはんがいっちばん
し・あ・わ・せっ♡
[PR]
by choromasa | 2011-09-18 13:29 | ハーブ

一途な小さい眼 ~ ハコネギク ~

9月17日


折からの風に、木の葉が揺れると・・・

木漏れ日が、
ちらちらと、小さな野菊を照らします。



a0192918_9541098.jpg



ハコネギク
(Aster viscidulus )

ああ、もうそんな季節になったんだな。


菊の花がとても好きなので、
色々な種類を植えています。

その中でも、
この小さな野菊が、まっさきに花を咲かせるんですよ♫


a0192918_9593671.jpg




箱根菊との名の通り、
神奈川と山梨のフォッサマグナの辺りに自生して、

強い風にも負けず、
たくさんの小さな花を咲かせます。



a0192918_1015898.jpg




「僕はもとから野菊がだい好き。民さんも野菊が好き……」


ふと、そんな声が聞こえてきそう。


a0192918_107412.jpg




「私、なんでも野菊の生れ返りよ。

 野菊の花を見ると、身振いの出るほど好のもしいの。

 どうしてこんなかと、自分でも思う位 」



a0192918_1095265.jpg




「民さんはそんなに野菊が好き……

 道理でどうやら民さんは野菊のような人だ」

 



a0192918_10143329.jpg




「政夫さん……
 
 私、野菊の様だってどうしてですか」



a0192918_10161197.jpg




「さアどうしてということはないけど、

 民さんは何がなし野菊の様な風だからさ」



a0192918_10163790.jpg



「それで政夫さんは野菊が好きだって……」

「僕大好きさ 」


(伊藤左千夫 野菊の墓より抜粋)



a0192918_10201673.jpg




思いを実らせようとしたのではなく、

全てをかけて、
純粋に持ち続けたかった民さん。


政夫さんの写真と手紙を持って、
その言葉どおりに、

野菊になってしまいました。



a0192918_10263430.jpg


民さんの野菊は、
ハコネギクでは、なかったけど・・・

野菊の花って、
どれもみんな、切ない思いを秘めているような

そんな気持ちがしてしまうのは、
なぜでしょうね?




a0192918_10353895.jpg




ぼく、まくら好きだけど・・・ 
         菊枕はやめてよね!

あの匂い、苦手だよ!
[PR]
by choromasa | 2011-09-17 10:39 | 植物

カテゴリ

全体
寄せ植え
その他
ハンギングバスケット
ガーデン
講習会
農場
植物
理屈っぽい話
ブログ作品展
ひしょひしょ話

コンテスト
バラ
散歩
思い出
ハーブ
クリスマス
お買いもの
音楽
未分類

以前の記事

2013年 01月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月

フォロー中のブログ

diary ...und...
kusakiの「この植物...
井上まゆ美のお仕事日和
フィレンツェ田舎生活便り2
green plus
番長の部屋
私の小さな庭のお花達 
ホタルブクロ
都会の狭小庭から
小さな庭
ひだまりの庭 ~ヒネモス...
木漏れ日の庭からⅡ
daisy&bee の ...
沖 縄 で も ト ム の 庭

最新のトラックバック

ライフログ

検索

その他のジャンル

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧